熊本店スタッフブログ ダイニングテーブルの選び方 ー素材編ー

こんにちは。熊本店スタッフの平田です。
ダイニングテーブル選びをテーマに、お届けしてきましたブログも最終回となりました。今回は、色や質感によって空間に与える印象が変わる「 vol.3 ~素材編~ 」です。
素材の特性で選ぶ
ダイニングテーブルを選ぶとき、とくに迷うポイントとなるのが天板の素材ではないでしょうか。毎日使う家具だからこそ、どんな素材の天板を選ぶと良いのか代表的なものをいくつかご紹介したいと思います。
木のダイニングテーブル

木製は比較的丈夫で経年変化を楽しめ、使い込むほどに味わい深くなります。熱伝導率も小さいので熱さや冷たさを伝えにくいのも特徴です。
デメリットとしては、呼吸しているため、乾燥や湿気により反りやひび割れする可能性があります。また熱に弱く水分を吸収しやすいので、直接熱いものを置いたり、こぼれた水を放置したりすると染みになってしまいます。
ですが、温もりを感じられる木製のテーブルはリラックス効果ももたらしてくれるので、あまり神経質にならず定期的にメンテナンスをしたり、少しシミができてもそれも一つの風合いとして長く愛用していただけたらと思います!
木のダイニングテーブルといっても使われている素材にはいくつか種類があるので簡単に説明していきますね。
木材の素材について

定番の樹種3選を簡単にご紹介します

セラミックのダイニングテーブル

近年、注目を集めている「セラミックの天板」。お手入れのしやすさや耐久性を重視する方に特にオススメです!
セラミックは高温で焼き上げた陶磁器で石のような質感が特徴です。そして何より“キズ・熱・汚れに強い!”のが最大の魅力です。まな板を使わず包丁で硬いものを切っても、熱々の鍋を直接置いても、アルコールや洗剤を使って掃除しても大丈夫なんです。なんだか無敵の素材に思えてきますよね!

ではデメリットはなんでしょう。まず、とても重たいんです。お掃除で動かしたいって思っても簡単に動かせないものが多いです。熱伝導率が高いので冬は特に表面の冷たさを感じやすかったり、食器を置くときの音が気になる方もいらっしゃいます。
ですが、経年変化も少なく半永久的に使用できるのはやはり選ばれる理由の一つかも知れませんね。
メラミンのダイニングテーブル

メラミンは、プラスチックの一種で「メラミン樹脂」を紙に染み込ませ、貼り重ねたものをベニヤなどに貼り付けて天板に使用しています。そのため比較的安価で、カラーバリエーションも豊富です。

セラミックほどの耐久性はないものの、傷や汚れにも強く、耐水性もあるので飲み物などこぼしても染み込みにくく拭き取ることが可能でお手入れしやすいです。
デメリットとしてはキズや割れの修理や修復が難しいことです。細かい傷が気になる方にはあまりオススメしないですね。強い衝撃には弱い部分もあり、長時間の高温のものを置くと変色したり、劣化することもあります。
とはいえ、天然素材の風合いを模しながら実用性も兼ね備えた中間的素材のメラミンはバランスよく取り入れたい方にピッタリなテーブルだと思います。
代表的な3つの天板素材をご紹介回しましたが、どれも異なる魅力がありましたね!
3回にわたってサイズ・デザイン・素材のポイントをお届けしてきましたが、どのテーブルにもそれぞれメリットとデメリットがありますので、それを理解した上でご自身のライフスタイルに合ったものを検討すると、後悔のないダイニングテーブル選びができると思います。今回紹介しきれなかったデザインや素材がまだまだありますので、お探しの際は店頭で商品を見ながらスタッフにご相談くださいね!